転んだりしたときにできる擦り傷や切り傷などの怪我をした時に思うのは「なるべく痕を残したくない」という事ではないでしょうか。
我が家にも小さな子供がいるので、何かと怪我をするのですが、同じ気持ちです。
先日、一歳の息子がケガをした時に買ってきたエムズワンの「キズクイックパッド」。
今回は、こちらを実際に使ったレビューをご紹介します。
傷を早くキレイに治すことができると人気の絆創膏って、本当に画期的な商品ですよね!
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エムズワンのキズクイックパッドを買ってきた理由
先日、仕事中に子供のかよっている保育園から電話がありました。
どうやら、お友達に顔を引っ掻かれて消毒をするため病院に行きたいとのこと。
そこは、特に問題なくお願いしたものの、夕方迎えに行くと左顔に傷が3つ。
友人から「◯◯くんは肌色が白いから後が残るといけんし皮膚科行ったほうが良いよ」と言われたけど、時間がなくて…。
そこで近所にあるドラッグストアに傷が早く治る絆創膏を買いに行くことにしました。
その時に見つけたのが、キズクイックパッド(エムズワン)でした。
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キズクイックパッドやキズパワーパッドが傷を早くキレイに治せる仕組み
キズクイックパッドがどんな絆創膏かというと、テレビコマーシャルなどの知名度で言うとキズパワーパッドと同じ漢字の絆創膏です。
これらの絆創膏が、なぜ早くキレイに傷を治すことができるのかという理由は、「モイストヒーリング(湿潤療法)」という考えのもと開発された商品だから。
キズパワーパッドやキズクイックパッドは、傷に当たる面がプニプニとした感触の絆創膏です。
これによって、傷口を乾かすことなく怪我を治癒方向へ向かわせます。
商品の中に入っている説明書きに「原理」という項目があるのですが、底には以下のように書いてありました。
【原理】
創傷面から出てくる滲出液を、ハイドロコロイドが吸収・保持し、創傷治癒に適した湿潤環境を保つことにより、創傷部の治癒を促進させる
この中にある、「ハイドロコロイド」という文字からとって、キズクイックパッドやキズパワーパッドのような絆創膏のことを「ハイドロ救急バン」と呼ぶようです。
傷にゲル状になっている面を当てることで、傷から出てくる修復体液を傷口に留まらせることで、最適な湿潤状態を作ることができ、早くキレイに治すことができるんです。
モイストヒーリング(湿潤療法)って知ってますか?
昔は、怪我をしたら消毒して、乾かして、カサブタを作って治すというのが一般的でしたが、近年は違います。
近年は傷口を乾かすのではなく、乾かさない状態(湿潤)で治癒させることで傷痕を残さないという「モイストヒーリング(湿潤療法)」が主流となってきています。
そして、その「湿潤療法」を家庭で簡単にすることができるように、あのキズパワーパッドという商品が人気が出たんです。
そして、このように絆創膏の傷にあたる面が一般的なばんそうこうのようにガーゼのツルッとしたものではなく、ゲル状になっている絆創膏のことを「ハイドロ救急バン」というそうです。
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キズパワーパッドは高い!だから、エムズワンのキズクイックパッドにした
貼っておくだけで傷を早くきれいに治すことができる絆創膏といえば、知名度が高いのは「キズパワーパッド」や「ケアリーヴ」ですよね。
↓ ↓【キズパワーパッド】
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↓ ↓【ケアリーヴ(治す力)】※この他に防水タイプあり
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でも、ご存じかもしれませんが、キズパワーパッドってお店によってはちょっと価格が高いんですよね…。
昔、長女が怪我をした時は「子供の顔に傷痕は残したくないけど、こんな高い絆創膏って…」と、躊躇して白色ワセリンとサランラップで代用したことがあります。
けど、結果はあまり上手くいかず、少し傷が残ってしまいました。
でも、アレから4年経過してドラッグストアにプライベートブランドとして「キズクイックパッド」というものが出てきてました。
この、エムズワンの「キズクイックパッド」は私が買ったのはレギュラー型のミニバンが10枚入って500円台。キズパワーパッドだと800円超え。類似品のケアリーブでも同等なので比較するとかなりの安値だったのでこちらにしました。
ただ、広範囲用のL判サイズになるとキズパワーパッドの方が安くなっていたので、販売価格はお店によると思います。
私が買ったのは子供の頬にあった小さな傷だったのでミニサイズの10枚入りにしました。
エムズワンのハイドロ救急ばん「キズクイックパッド」を使ってみた
息子が保育園でケガをして、その日はそのまま帰宅。
そして、翌日にドラッグストアで買った「キズクイックパッド」ですが、その結果はどうだったのか。
下の写真は貼り付けた3日後の写真です。(下のパッドは傷ができて二日後に追加で貼ったので2日後です)
ハイドロ救急バンの特徴として、貼り付けたところが白くなっているのは体液がちゃんと反応している証拠とのこと。
見たところ、傷ができた翌日や二日後でも白く反応しているので、このままはっておけばきれいに早く治るんだと思います。
「キズパワーパッド」「キズクイックパッド」ハイドロ救急バンの使い方や剥がし方は?
この「ハイドロ救急バン」ですが、普通の絆創膏と違うところがあります。それは、使い方や剥がし方です。
まず、使い方です。
一般的な絆創膏だとこまめに貼りかえる人もいるかもしれませんが、ハイドロ救急バンは貼っておくことで傷口に体液が保持されることが目的となっているので、すぐに貼り換えないのが特徴です。
傷口や貼り付け部分の観察をしつつ、体液の漏れや絆創膏の剥がれ、感染の恐れがない限り、最長5日間貼ったままにできます。
また、剥がすときですが、通常の絆創膏は端から上に剥がすのに対して、ハイドロ救急バンは一方の一端を横に何度か引っ張って、ゆっくりと剥がしていきます。もし、はがれにくい場合はシャワーなどの温水を皮膚と絆創膏の隙間に流し込むようにすると剥がしやすくなるそうです。
実際に息子の時も通常の絆創膏のように剥がすより、真横に引っ張ったほうが痛くない様子でした。
ただ、この際に出血させたり、再生した皮膚を取り除いたりしないように気を付けてくださいね。
キズクイックパッドは何歳から使えるの?
では、このハイドロ救急バンの「キズクイックパッド」は何歳から使えるのでしょうか?
箱には書いてないのですが、中に入っている説明書には目安になることが書いてあります。
「禁忌・禁止」の項目に、「三歳未満の乳幼児には使用不可」とありました。その理由は「三歳未満の乳幼児は皮膚がまだ薄く未発達の時期なので粘着剤により皮膚を傷つける恐れと、誤飲の可能性があるため」とのこと。
私は、この文言を見落としていて、その下にある「注意事項」にある「小児に使う時は保護者の監督の元で使用。三歳未満は使用不可。」というところだで見て、「誤飲の可能性」しか思いつかず、傷痕を残したくないという気持ちで1歳3ヶ月の息子に使っていましたΣ(゚Д゚)(気づいたときはもう5日経ってた…)
使用開始時期は、誤飲に注意することは絶対ですが、どうしてもという場合は自己責任だと思います。
さいごに
今回は、エムズワンの「キズクイックパッド」を実際に使ってみたレビューをご紹介しました。
キズクイックパッドなどのハイドロ救急バンは「自然治癒力を高めて傷を早くきれいに治す」ということがうたわれていますが、「貼るだけで痛みをやわらげる」という文字も書いてあります。
傷痕を残したくないけど、「キズパワーパッド」「ケアリーヴ」の価格に躊躇してしまっているようでしたら、最近は低価格で同じような仕様の絆創膏も出ているので、そちらを使ってみてくださいね。
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