今日ニュースを見ていたら、世界には新型コロナにかかりにくい人がいるという発表があったとのことで。
どんな人がコロナ感染しにくいのか?
どんな特徴がある人がかかりにくいのかという、気になるその情報をまとめてみました。
新型コロナにかかりにくい人には特徴がある?
新型コロナにかかりにくい人達には体内にある「あるもの」が他の人たちよりも多く存在しているという研究発表がありました。
イギリスでの研究結果とのことですが、コロナ対応の最前線でもある医療従事者の中でもコロナに感染しなかった人たちと感染してしまった人たちを比較検査してみたところ、感染しなかった人たちのたいないには 「T細胞」というものが多く存在していたとのことでした。
「T細胞」ってなに?どうやったら増やせるの?
T細胞はリンパ球の一種で、血中リンパ球の60~80%がこれにあたります。
T細胞は胸腺で教育されて分化するため、胸腺(Thymus)の頭文字から「T」T細胞と命名されました。
T細胞は免疫の司令官の役割をしているので、体内にウィルスなどがはいってきたと情報を受け取ったT細胞は、“殺し屋”のキラーT細胞にウイルスに感染した細胞を探して破壊するように命令します。
そして、B細胞に指令を送り抗体を作らせます。 指令を受けたB細胞は、そのウイルスに対抗する大量の抗体を作り出し、この抗体が補体と協力して、ウイルスに感染した細胞を破壊します。
このような、免疫にかかわる重要な働きをしてくれるT細胞ですが、これを増やす方法はないのか?ってことですが、こちらを増やす方法は今はまだ見つかっていないようです。
新型コロナワクチンの働きは?それだけではダメなの?
では、今みんながしている新型コロナワクチンはどのような働きがあるのか?
現在接種されているコロナワクチンは、入ってきたウィルスを抑え込んで症状がひどくならないようにしてくれる働きがあるので、体内に入ってきたウィルスをやっつけてくれるわけではないようです。
ワクチン三回目の摂取はいつから?
とは言っても、体内に数を増やすことが難しいキラーT細胞となると、今すぐにどうこうするということもできないので、現行として政府が考えているのは三回目のワクチン接種。
これまでも三回目の摂取はどうなるのか?という話は聞いていましたが、最初の接種開始時に一番始めに摂取している医療従事者の方々は来月から摂取開始のようです。
また、その次に優先されていた高齢者は来年初旬になるのではないかと言われています。
ワクチンの種類はファイザー製となっているので、モデルナ接種の人は相互接種が可能かどうかの確認ができるまではしばらく待つ必要があるそうです。
さいごに
今回はコロナワクチンに感染しにくい人たちが持っている共通の免疫細胞はなんなのか?その免疫細胞となる「T細胞」についてまとめてみました。
それにしても、コロナワクチンの感染はまだまだ続いているので日頃の自己管理は必要ですね。
日頃の免疫低下を防ぐ意味でも、早寝早起きや栄養バランスの良い食事など意識していきたいですよね(^^)