三人目の出産を機に購入したベビースマイルの電動鼻水吸引器「メルシーポット」。
価格的にちょっと高めなメルシーポットですが、産後二ヶ月目から2歳過ぎまで使ってみた感想や購入しようと思った理由などをまとめてみました。
赤ちゃんから使える鼻水吸引器は注目度も高い育児用品として人気のある商品です。
メルシーポットを新生児の息子に買った理由は中耳炎・風邪防止のため
こちらが私が持っている電動鼻水吸引器「メルシーポット」です。
私が電動鼻水吸引器を買ったタイミングは、三人目の子供を産んですぐの頃です。その理由は、上の2人が保育園に入った年に二人ともが風邪をひきまくり病院に通い詰めたという過去があったから。
鼻水はダラダラ、それが原因だったのか熱も出たりしていましたし。
そして、3人目も産後2ヶ月で保育園に預けてすぐの頃、保育園の先生から「鼻水が影響して中耳炎になって熱が出ることがある」という話を聞いたから。
仕事を持っている私からすると子供の体調不良で呼び出しされたり、病院へ連れて行くというのはかなりの負担でした。
確かに鼻水が出続けていると、呼吸もしにくそうだし、口呼吸になってしまうし、風邪をもらいやすい要因がたくさんあると思ったし、それによって体調を崩してしまうことによる自分の負担を回避したいと思ったんです。
メルシーポットは新生児に使えない?ロングノズル「ボンジュール」が必要!
メルシーポットの内容物は吸引器本体と説明書マニュアル一式、先端シリコンノズル、シリコンホース、べビちゃんクリップなどです。
スターターセットとしては、到着後すぐに使用することができるセットになっているのですが、私は口コミを見て別売りパーツの細先ノズル「ボンジュール」を一緒に注文しました。
商品口コミを見ても「新生児の鼻の穴は小さくて標準装備のノズルだと鼻の奥の鼻水まで取れない」という声が多かったのと、後から別に注文すると送料がかかるようになっていたので一緒に注文した方が良いと思って注文することに。
実際に使ってみて、3キロ程度しかない新生児の鼻の穴に入れて使用するには細先ノズルは必須アイテムだと思います。
下の画像は、左が標準装備のシリコンノズルで、右側が細先ノズル「ボンジュール」です。
メルシーポットは吸引力が人気!鼻の奥の粘度の高い鼻水や鼻くそまでとれる
メルシーポットとボンジュールを使って2ヶ月の息子の鼻水を取ってみたのですが、実際にすごく鼻水が取れました。
水っぽいさらさら鼻水も、粘度の高い鼻水も、固まった鼻くそも取れます。
このあたり、吸引力の強さが人気なのがわかりました。
我が子の場合、鼻水が気になって綿棒を使って取り除いたりしていましたが、綿棒だと表面が濡れてすぐに使えなくなったり、粘り強い鼻水を全部からめとることも困難ですし、鼻くそにおいてはただ奥に押し込んでしまうだけになってしまったり…。
ティッシュペーパーを鼻に当てて、自力でシューンッと鼻水を取ることができるのは2歳になった頃なので、それまでは利用頻度も高くかなりこまめに鼻水取っていました。
メルシーポットの使用頻度はどのくらい?洗い方は簡単?お手入れは面倒?
メルシーポットの使用頻度はどのくらい?という疑問もあるかと思いますが、私の場合は気になったときにマメにとっていました。
乳児の時って本当に「どこから鼻水が出てくるの?」ってくらい出てきます。
鼻水が垂れてたり、詰まって呼吸が辛そうだったり、そんなタイミングでちょこちょこと取り除いていました。
ちょこちょこと取り除くとなると、洗浄などの手入れが面倒な印象ですが、私の場合は出しっぱなしにしてました。
洗浄も鼻水を取った後に水道の水を吸引してノズルとホースに付いている鼻水をタンクの中に流し、タンクに貯まった汚水を捨て水洗いするだけ。
あとはホースに水が溜まらないように気を付けたり、タンクを逆さにしておくだけなどです。
そんな感じで使用3年目ですが特にひどく汚れた感じにもなっていません。
メルシーポット鼻水の吸い方のコツは?鼻血が出る
メルシーポットは他の電動鼻水吸引器に比べて吸引力が強いという点で人気がありますが、吸引力が強いからこそ使い方が難しい印象もあるかもしれません。
でも、実際に使ってみた感想としては「慣れてしまえばそんなに難しいものではない」ということです。
「慣れてしまえば」というと表現が難しいのですが、吸引力が強いのでそんなに長時間かけなくてもサクッと取ることができます。
操作的には「オン・オフ」の切り替えだけで、吸引力を自分で調節する必要がないので扱い方はシンプルで簡単です。
鼻水の吸い方のコツとしては、まず体勢からです。
吸引時は機械音もありますし、吸引するときのズバズバという吸引音もしますので怖いと思った赤ちゃんは手が出てきたりします。
なので、私の場合は自分が床に座り、赤ちゃんの頭を自分の股下に置き、両足の下に赤ちゃんの両腕をホールドしています。
吸引の仕方は、鼻の内側の表面をクルッと撫でまわすようにスルーッと滑らせることからしています。
そして、特に鼻水のたまりやすい鼻の中央寄りにある窪み部分を吸ったり、鼻の内側の壁に押し当てて離すを繰り返したり、目視して鼻くそや鼻水が溜まっているところを吸います。
あとは、付属の「べビちゃんクリップ」の原理を使ってホースを押しつぶして吸引力を瞬時に高めたりしています。
あとは、あまりしつこく一度に吸引しすぎたり、鼻の奥の方の粘膜の薄いところに使用しすぎると鼻血が出ることもあるので注意が必要です。
私も、何度か鼻血を出させたこともありますが、そんなにずっと止まらないということもないので、サッとティッシュペーパーで栓をしていたらすぐに止まりました。
この辺りは、お子さんによって違うと思うのですが、「奥の方までやり過ぎたり、やり方によっては鼻血が出る」ということはあります。
でも、細先ノズルのボンジュールは根元をつまんで使うなどすると奥まで入ってしまうことを防ぐことができるので使いながら慣れていくといいと思います。
メルシーポットの大きさは?コンパクトサイズで収納置き場所に困らない
吸引力の強い電動鼻水吸引器というと、サイズもちょっと大きいのかな?っと思うかもしれませんが、サイズはとてもコンパクトです。
本体自体は16cm×24cm×9cmとてもコンパクトですし、重さも800gしかないので片手でヒョイッと持てるくらい軽いです。
側面に持ちやすいように窪みもあって、本体の裏側に吸盤が付いているので使用中に倒れてしまうこともありません。
ちなみに我が家は洗面所の傍らに置いていますよ。
メルシーポットはシリコンノズル・チューブホルダーセットもある
私がメルシーポットを購入したのは、2019年の年始頃でした。
当時は、本体価格も今よりちょっと高かったですし、ボンジュールも別売りで口コミを見なかったら買い忘れてしまいそうな感じでした。
でも、最近は本体価格も少し安くなっていますし、ボンジュールも最初からセットになっているもの、さらに使用中にチューブホースがプラプラとしないように本体に固定できる「チューブホルダー」も標準で付いてくるセットも販売になっています。
私が購入した当時はこの「チューブホルダー」という存在自体がなかったのですが、実際に使っていて子供の体勢を直すときや、使用前にホースに水通しをしてから子供を連れてきたりするときに、ノズルの先が床にあたってしまったりしています。
そんなにすごく気になることではないかもしれませんが、やはり鼻の中に入れるものとなると衛生面が気なると思っていました。
やはり、そういったママさんたちの声が多かったのでしょうね。今では、ボンジュールとチューブホルダーがセットになった「パーフェクトセット」というものもあるので、個人的にはそちらがおすすめです。
メルシーポットの価格は高いのか?継続するなら安値だ思う
メルシーポットの価格は本体価格では一万円を超えるので、赤ちゃんグッズとしては高く感じると思いますが、新生児から使うことができて小学生になっても、大人になっても使えると思ったらかなり安いと思います。
我が家の場合、小学生の娘たちにもたまに使うので、そう考えると一万円超えても安かったかな?と。
病院での初診料、病院に通う手間と時間、病院で待たされるストレスや仕事上のスケジュールのストレス、常に鳴る子供の鼻水の音…そう言った「いろんなストレスや負担」を軽減することができた点では買って良かったと思っています。
さいごに
今回は、実際に自分が我が子にメルシーポットを使ってみた感想をまとめてみました。
上の子供たちの時には、このような便利なものを知らなかったので、保育園1年目は良く熱も出していましたし、発熱しないように鼻水や咳の段階で小児科に連れて行っていたので、休みの日や仕事から帰ってから事前に風邪薬をもらいに行くために週に二回病院に行ったりとかなり大変でした。
三人目が男の子とわかった時から「男の子は女の子よりも熱が出やすい」と聞いていたので覚悟していましたが、息子は二年間ほとんど保育園を休んでいません。
その代わり、かなりの頻度でメルシーポットを使っています。
今思えば、上の子供たちの時から使えばよかったと思います。
現在、2歳4ヶ月の息子ですが相変わらず熱もほとんど出ませんし、鼻もティッシュを当てるとシューンッと出しますが、それでもダラダラ鼻水が出る時は使っています。
でも、これを病院で吸引となるとかなりの回数を通う必要があるし、ましてや毎日・都合のいい時間に・気が付いた時になんて無理です。
でも、自宅に電動鼻水吸引器があることで子供の鼻水の吸引ができるのでとても役に立っています。
もし、赤ちゃんの鼻水が気になるなどありましたら、おすすめですよ。
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